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二色押出成形とは?仕組みとメリットをわかりやすく解説

本日は2月にもかかわらず、気温が24℃まで上がりました。
急な暖かさに驚くと同時に、花粉の飛散も一気に進み、鼻水がとまr….春の気配を感じる一日となりました。

実は、こうした急激な気温変化は、押出成形の現場にも少なからず影響します。
特に温度管理が重要となる成形では、外気温の変化が製品品質に関わることもあります。

今回は、その中でも高度な技術が求められる「二色押出成形」について解説します。

【二色押出成形とは?】

押出成形は、溶融した樹脂を連続的に押し出して成形する加工方法です。

その中でも「二色押出成形」は、
異なる2種類の材料や色を同時に押し出し、1つの製品として成形する技術です。

見た目のデザイン性だけでなく、機能性を持たせることも可能になります。

【どのような仕組みなのか?】

二色押出成形では、
2台の押出機からそれぞれ樹脂を送り出し、専用の金型内で合流させます。

このとき重要なのが、

・流量バランス
・温度管理
・材料同士の相性
・収縮率の違い

です。

わずかな条件差でも層のズレや寸法変動が起こるため、
設計と成形条件の精密な調整が求められます。

【二色成形のメリット】

二色押出成形には、以下のようなメリットがあります。

・柔らかい部分と硬い部分を一体化できる
・滑り止めなど機能を追加できる
・接着や後加工を省略できる
・デザイン性を高められる

部品点数削減や工程短縮にもつながるため、
コスト面でもメリットがあります。

【難しさもある技術】

一方で、二色押出成形は難易度の高い技術でもあります。

材料ごとの収縮率が異なるため、
冷却後に反りや内部応力が発生することもあります。

また、材料の相性によっては十分に密着しないケースもあるため、
事前検討と試作が重要になります。

特に季節の変わり目や気温変動の大きい時期は、
温度管理がより重要になります。

【北資化成工業の取り組み】

北資化成工業では、金型設計・製造を社内で行っている強みを活かし、
二色押出成形にも対応しています。

設計段階から成形条件を見据えた検討を行うことで、
安定した品質づくりを目指しています。

現在、二色押出成形ラインの導入準備も進めており、
今後さらに対応力を強化していく予定です。

【まとめ】
二色押出成形は、デザイン性と機能性を両立できる成形技術です。
一方で、材料特性や温度管理など、高度なノウハウも求められます。

北資化成工業では、設計から成形まで一貫体制で取り組み、
お客様のニーズに応じた製品づくりを行っています。

二色成形品のご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください。