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人に支えられて成り立つ製造業の現場から ~材料1トンと、30年の感謝と~

30年近くお付き合いのあった協力会社さんが、6月いっぱいで閉業されることになりました。 長い年月にわたり、当社の製品づくりを支えてくださった大切なパートナーであり、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

閉業に伴い、材料の在庫を引き取らせていただくことになり、その量は約1トンにのぼります。 ただ、この材料の多くは量産が終了した製品のもので、今後使用する可能性は非常に限られています。 保管スペースにも限りがあるため、役目を終えた材料については、適切に整理・処分していくことになります。

製造業では、量産が終わると必要量は一気に1/100ほどに減ります。 しかし、材料メーカーのMOQ(最低ロット)は年々上がっており、昔は40kgから作っていただけた材料も、今では100kg、時には300kg以上からと言われることもあります。

10kgしか使わない製品のために300kgを確保する──そんな状況も珍しくありません。

そのような中で、いつも助けていただいているのが“お客様”です。 残った材料を買い上げてくださったり、「材料取りきりで出来高納入」という形で調整していただいたりと、さまざまな場面でご協力をいただいています。 本当にありがたいことであり、当社がものづくりを続けてこられたのは、お客様のご理解とご支援があってこそだと強く感じています。

協力会社さんにも、お客様にも支えられて、私たちの製造現場は成り立っています。 30年支えてくださった協力会社さんに改めて感謝するとともに、これからもお客様に喜んでいただける製品をお届けできるよう、丁寧なものづくりを続けてまいります。