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押出成形の品質を左右する「金型設計」とは?内製だからこそできる対応力

押出成形の品質は「金型」で決まる

押出成形というと、材料や成形条件が重要と思われがちですが、
実は製品の精度や安定性を大きく左右するのが「金型設計」です。

押出成形は、溶けた樹脂を金型の中に通し、連続的に成形していく加工方法です。
つまり、最終的な形状や肉厚バランスは、金型の設計段階でほぼ決まると言っても過言ではありません。

【なぜ金型設計がそこまで重要なのか?】

樹脂は金属とは違い、

・温度で大きく伸び縮みする
・冷却条件で収縮率が変わる
・材料ごとに特性がまったく異なる

という特徴があります。

そのため、図面通りの寸法に仕上げるためには、
収縮や流れを予測した設計が必要になります。

この設計が甘いと、いくら成形条件を調整しても安定しません。

【外注金型との大きな違い】

一般的には、金型は外部の専門メーカーに依頼するケースが多くあります。

しかし外注の場合、

・修正に時間がかかる
・微調整のたびにやり取りが発生する
・トラブル対応にスピードが出ない

といった課題があります。

押出成形は「連続成形」だからこそ、
ほんのわずかな設計差が寸法や品質に大きく影響します。

スピード感は、品質安定にも直結します。

【北資化成工業の強み ― 金型設計・製造の内製化】

北資化成工業では、金型の設計から製造までを社内で行っています。

その強みが最も発揮されたのが、
朝にお問い合わせをいただき、その日の夕方に製品を出荷した事例です。

材料の在庫があり、形状も対応可能であれば、
設計 → 加工 → 調整 → 成形までを社内で完結できる。

外注では実現が難しいスピード対応が可能です。

これは単なるスピード自慢ではありません。
設計・加工・成形が一体化しているからこそできる対応です。

【設計と現場が近いという強み】

金型設計者と成形現場が同じ社内にいることで、

・成形データを即座に設計へフィードバック
・微調整をその場で実施
・トラブルの原因究明が早い

というメリットがあります。

押出成形は「理屈だけ」ではうまくいきません。
現場感覚と設計理論の両立が必要です。

それを可能にしているのが、内製体制です。

【まとめ】

押出成形の品質は、成形機だけで決まるものではありません。
その土台となる金型設計が極めて重要です。

北資化成工業では、金型設計・製造を内製化することで、
スピードと品質の両立を実現しています。

ものづくりを支えるのは、設備だけでなく「人」と「技術」です。

現在、北資化成工業では、こうした技術を支える製造スタッフを募集しています。
ものづくりに興味のある方は、ぜひ採用情報をご覧ください。

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