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災害のあとに思う、ものづくりの“見えない土台”の話

このたびの地震で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

当社でも設備の点検を行い、通常どおり稼働しております。

 

災害のニュースを見ると、ものづくりの現実を改めて意識します。

自動車業界は巨大で強固な産業に見えますが、実際には“とても小さな部品を、とても小さな会社が作っている”ことで成り立っている世界です。

東日本大震災の際、まさにその構造が露わになりました。 ある町工場が製造していた数ミリの部品が作れなくなっただけで、国内のラインが3か月止まりました。

巨大産業が止まる理由が「部品ひとつ」。 これがものづくりのリアルであり、同時に怖さでもあります。

当社の押出成形品も例外ではありません。 派手な製品ではありませんし、名前が表に出ることもほとんどありません。

それでも誰かの製品のどこかで使われていて、その“どこか”が止まると全体が止まる可能性があります。 ものづくりは、そうした“見えない土台”の積み重ねで成り立っています。

 

災害のたびに感じます。 私たちが日々淡々と作っている樹脂の押出成形品も、どこかで誰かの仕事を支えているかもしれません。

止めてはいけない場所を支えている可能性があります。 その責任は、派手ではありませんが確かに重いものです。

 

夏休みの時期ではありますが、こういう時こそ「日常を支えるものづくり」を丁寧に続けることが大切だと感じています。

北資化成工業として、これからも見えないところで誰かの仕事を支える製品を作り続けてまいります。 皆さまが無事に夏を過ごせますように。